@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008260, author = {Femenías, María Luisa and フェメニアス, マリア ルイサ / Femenias, Maria Luisa}, issue = {2}, journal = {International journal of Okinawan studies}, month = {Dec}, note = {この論文では、ラテンアメリカのフェミニズムをめぐる複雑な状況を概観する。そのためには、覇権的なフェミニストの言説を脱構築し、ハラウェイの理論を借用した「状況における知」という概念について考察していく必要がある。単一的な理解や存在論への偏向を避けるためにも、本論ではまず、モハンティも「第三世界の女性」という概念を用いて行った、「ラテンアメリカ女性」の構築について分析する。次に、アーレントの「差別」と「分離」の区別にもとづいて、私たちが実際に達成したことを評価する。その次に、貧困やマキラ労働(*訳注)が女性化されていることが、構造的暴力によるものであることを明らかにする発言の重要性について論じる。これに加え、本論では、戦争とそれに付随するもの、強制移住、そして、とりわけ、憲法上の権利保障から排除されるプロセスにジェンダーやエスニシティといった要素がどのように作用しているかなど、ラテンアメリカで起こっている他の問題についても述べていく。要するに、本論は「暴力」を様々な視角から捉え直そうとする試みである。, 論文}, pages = {41--58}, title = {Cartographies upon Latin American Feminism}, volume = {2}, year = {2011} }