@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008278, author = {Tamaki, Takeshi and 玉城, 毅}, issue = {2}, journal = {International journal of Okinawan studies}, month = {Dec}, note = {本稿の目的は、近代沖縄における門中(父系親族集団)形成のプロセスの特徴を、兄弟関係に着目することによって明らかにすることである。従来の沖縄の親族研究、とりわけ「門中化」研究では、位牌継承や家の相続における長男が優先される考え方は、実際の父系親族集団が形成される社会過程と結びついているのではなく、むしろ、組織としての親族集団や村落が衰退・解体している状況で表れていると指摘されている(笠原1975: 37–38、小田1987: 369–370)。これに反して、筆者が調査した沖縄島南部の集落では、近代的状況の中で親族組織としての門中が形成され続けていた。本稿では、系譜関係に着目してきた従来の視点からではなく、兄弟の動きを捉えることによって、近代的状況における門中形成のプロセスがよりよく理解できることを論証する。, 論文}, pages = {61--72}, title = {Formation of Munchu by Brothers in Modern Okinawa}, volume = {3}, year = {2012} }