@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008368, author = {大角, 玉樹 and Osumi, Tamaki}, issue = {91}, journal = {琉球大学経済研究=Ryukyu University Economic Review}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は、起業家プログラムの観察から得られた知見を参考に、実効性の高い先進的なアクティブラーニング・プログラムを開発・実践し、次世代型キャリア教育モデルをデザインするための基本的なアイデアを整理することである。それらを基盤としながら、将来的には、「レジリエンス(強靭さ、失敗から立ち直る力)」と創造力の醸成に有効な起業家育成プログラムの成果と「文脈的な教授・学習(CTL:Contextual Teaching & Learning)」の理念を取り入れ、専門教育とキャリア教育の一体化を図ることにより、21世紀型能力とされる「生きる力」、「イノベーションを創出する力」を自然に修得できる、科学的根拠に基づいた次世代型キャリア教育(キャリア教育3.0)の構築と検証、及び標準化を試みたいと考えている。本学においても、平成25年度より、琉球大学産学官連携推進機構及び起業コンサルタントと連携して開設した共通科目「ベンチャー起業入門」が、本年度3年目を迎えた。第一期の受講生から学生起業が二件生まれるという成果はあったものの、同科目履修を前提とした「ベンャー起業実践」を継続受講する学生が非常に少ないことが課題の一つになっている。また、特別な予算がなくても、持続可能な講義にするための協議を行った結果、平成27年度は、世界的に展開されている起業体験イベントである、"Startup Weekend" と連携した、産学官民連携型の講義デザインとなった。本稿では、本年度の講義デザインとプロセス、アンケート結果を振り返り、21世紀型能力の修得を促進する次世代型キャリア教育モデル、すなわちキャリア教育3.0を構築していくためのヒントを探りたい。Startup Weekendは、洗練された起業家育成プログラムであり、まさに能動的なアクティブラーニングであるだけではなく、短期間に、一生忘れられない学びを体験するデイープ・ラーニングの要素も含まれている。これを契機に、専門科目とキャリア教育の一元化を図り、アクティブラーニングという講義形態だけではなく、講義の質の深化につながるデイープ・アクティブラーニングの先進的なプログラム開発も試みたい。, 紀要論文}, pages = {1--18}, title = {次世代型キャリア教育のデザインに向けたアクティブラーニングの開発と評価 : 起業家育成プログラムからの知見}, year = {2016} }