@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008436, author = {白尾, 裕志 and Shirao, Hiroshi}, issue = {23}, journal = {琉球大学教育学部教育実践総合センター紀要, Bulletin of Faculty of Education Center for Educational Research and Development}, month = {Mar}, note = {生活科は1989(平成元)年3月に公示された「学習指導要領」で低学年の教科として創設された。その成立の経緯は1970年代の中央教育審議会での教育課程の再検討に関する答申が起点となっている。成立前の教育課程審議会では,社会認識や自然認識をベースにした低学年社会科・理科を統合する方向が示されたが,1987年の教育課程審議会答申では,社会認識や自然認識はその目標から捨象され,低学年社会科・理科は廃止することを明らかにした。生活科の実施にあたっては,教育方法としての「気付き」を強調しながら,子どもが生活とのかかわりを考えること通して生活上必要な習慣や技能を身に付けさせ,自立への基礎を養うことがめざされた。しかし20年以上に及ぶ生活科の実践の中で,「気付きの質」が問われるようになり,その過程で「知的な気付き」の必要性と併せて「認識」が再評価されてきた。そうした生活科において,1950年代の終わりから1980年代にかけて実践を展開した日本生活教育連盟の若狭蔵之助による生活教育の実践は示唆に富むものであり,そこでの理論を科目の内容に加えることで,学生が生活科の構想をよりリアルにつかむことができることを明らかにする。, 紀要論文}, pages = {119--128}, title = {学習指導要領の生活科における「気付き」と再評価された「認識」についての考察 : 教職に関する科目「生活科教育研究」の内容の検討を通して}, year = {2016} }