@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008517, author = {Shimabukuro, Moriyo and 島袋, 盛世}, issue = {25}, journal = {言語文化研究紀要 : Scripsimus}, month = {Oct}, note = {石垣島白保方言のアクセントについての論文、|崎村(1987) と琉球方言研究クラブ(2007)で分析されているデータにもとづき考察を行う。これら2つのデータが示すアクセント体系は同一ではなく、異なる。本稿の主な目的の1つはこれらの異なるアクセントータを体系的にとらえ、2モーラおよび3モーラ名詞を中心に分析し記述することである。もう1つの目的は、これらの名詞アクセント体系にもとづき、白保祖語アクセントを再建すること、そして再建された祖語から上述のそれぞれの現代白保アクセント体系へ発達した過程を説明することである。白保祖語アクセントを再建することにより、今後の課題である白保・波照間祖語アクセントの再建及び、それぞれのアクセント体系の変遷を明らかにすることが可能になる。本稿ではアクセントの規則的な対応関係に基づき、比較方法で白保祖語の2モーラおよび3モーラ名詞のアクセント体系を再建した結果、それぞれのモーラ数名詞において弁別機能のあるアクセントの型は6つであることが分かった。更に、再建した祖語のアクセント体系から現代白保アクセントへの変遷の過程において起こった変化は、1~3 つ程度であることも明らかになった。アクセント体系の変遷に関わった変化は比較的少ないが、これらの変化により、アクセントが統合し、6つの型を持つ複雑な祖語アクセント体系から2つ又は3つの型を持つ現代のアクセント体系へと変化してきたことになる。, 紀要論文}, pages = {97--124}, title = {An Attempt to Reconstruct the Accent System of Shiraho Nouns}, year = {2016} }