@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008594, author = {白尾, 裕志 and Shirao, Hiroshi}, journal = {高度教職実践専攻(教職大学院)紀要}, month = {Mar}, note = {次期学習指導要領では,教育内容としてのコンテンツの上位に目指すべき資質・能力としてのコンピテンシーを掲げる教育課程の構造を示している。中でも「アクティブ・ラーニング」は,資質・能力の目標を達成するための有効な手段として注目されている。アクティブ・ラーニングは汎用的な能力を育成するための能動的な学習であり,これまでも実践されてきた。本論ではこれまでの優れた教育実践の中から鈴木正氣による小学5年生の社会科授業実践「久慈の漁業」を取り上げ,アクティブ・ラーニングの視点から分析することで,汎用的な能力の育成を可能にする授業実践に必要な条件を明らかにすることを試みた。「久慈の漁業」で討論が成立した理由について,子どもの認識を使った授業方法,学級集団づくり,教材構成の視点,指導計画づくりの視点から分析を行った。それらは教師の先行した社会認識と深い教材研究に基づく教科の特質を踏まえた教材構成と集団づくりを通した学級経営が共通の基盤となっていた。最後に,「書く」ことによってより明確になった自らの社会認識に基づいて討論の授業を組ことで,より活発で主体的な討論の授業が成立することを示した。こうした条件のもとで社会科実践「久慈の漁業」が成立して,討論を通して思考力を高め合う汎用的な能力の育成につながった。, 紀要論文}, pages = {125--136}, title = {鈴木正氣実践「久慈の漁業」(小学5年社会科)におけるアクティブ・ラーニングについての検討}, volume = {1}, year = {2017} }