@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02008595, author = {伊禮, 三之 and Irei, Mitsuyuki}, journal = {高度教職実践専攻(教職大学院)紀要}, month = {Mar}, note = {教員養成学部に入学してくる学生についても,高校数学の被教育体験は,「数学の世界」における数学の内容(知識・技能)の習得に重点が置かれ,「現実の世界」との交流・往還の学習経験をもつ学生は少ない。こうして学ばれた数学に対して,「なぜ日常的に使わない数学を入試で使わなければならないのか,ひたすら同じような問題を解く作業を繰り返していることの馬鹿馬鹿しさを感じる」と嘆く学生は多い。本稿では,教職を希望する学生に対して,「2進法によるマジックカード」を取り上げ,「数学の世界」と「現実\nの世界」との往還から,マジックの仕組みの解明と,その発展と活用の様相の展開を,対話的で相互交流的な学習を通して,「数学概論」における授業実践の概要を報告し,その効果として,学生の持つ数学観や学習観・授業観をより肯定的なものへの転換を促進することと,授業づくりへの意欲と展望を育む契機となり,その体験が実践的指導力の育成に資するものであることを考察した。, 紀要論文}, pages = {137--154}, title = {教職希望学生に対する現実世界との往還による数学の授業 : 「2進法によるマジックカード」とその発展課題を通して}, volume = {1}, year = {2017} }