@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02010191, author = {Goya, Hideki and 呉屋, 英樹}, issue = {27}, journal = {言語文化研究紀要 : Scripsimus}, month = {Nov}, note = {近年、内容中心の学習方法(Content-based Instruction, CBI)が効果的な英語教授法の一つとして注目を集めている。これは英語による英語の授業(English Medium Instruction,EMI)を通じて内容を学びつつ、コミュニケーション能力の育成が目的とされていて、現行の学習指導要領で明示されているように、高等学校における英語の授業は英語で行うことが求められている(文科省, 2009; 2018)。本研究ではEMIによる英語の授業の効果の調査を目的として、コミュニケーション能力の構成要素(Canale,1983)である語彙知識の向上、特に産出能力の向上について分析した。参加者は日本の大学に在籍する日本人英語学習者10名で、1学期間(16週)のEMIによるライティングの授業に参加した。参加者は第5週目、第9週目、そして第13週目にTOEFLによる英作文の課題を受け、本研究ではそれを学習者コーパスとしてまとめ、産出された語彙の様々な指標に対し量的な分析を行った。2元配置分散分析の結果によると、K1レベルの高頻出語彙の使用が増加し産出された文の数も増加したが、アカデミック語(Nation, 2001)のような低頻出語彙の使用の割合は減少した。このことからEMIによる英語の授業は、英語学習者の流暢な語彙使用に寄与する可能性があるが、その複雑さについてはあまり効果がみられない可能性を示したEFL環境における内容中心の教授法(CBI)の効果について:\n英語による英語の授業は日本人学習者の語彙産出の向上につ\nながるのか, 紀要論文}, pages = {27--47}, title = {Content-Based Instruction in an EFL Writing Class: Is English Medium Instruction (EMI) Effective for Productive Development of L2 Lexes among Japanese EFL Learners?}, year = {2018} }