@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02011114, author = {金城, 光菜野 and 木島, 真志 and 大田, 伊久雄 and Kinjo, Hinano and Konoshima, Masashi and Ota, Ikuo}, issue = {66}, journal = {琉球大学農学部学術報告, THE SCIENCE BULLETIN OF THE FACULTY OF AGRICULTURE UNIVERSITY OF THE RYUKYUS}, month = {Dec}, note = {日本国内における戸建住宅の多くは木造であるが,沖縄県だけは例外的にRC造が主流であり,木造住宅は極めて少ない.しかし,近年では県内でも木造住宅の着工戸数が増加してきており,2017年には1,000戸を超え,戸建て住宅における木造率も35%にまで増加している.そこで本研究では,沖縄県における木造住宅生産者を探し出して聞き取り調査を行い,誰がどのような工法でどれだけの木造住宅を建てているのかの実態を把握した.その結果,沖縄県内の木造住宅生産者は大別して県内の建築業者と県外の建築業者に分けられ,どちらも同程度の建築戸数実績となっていることがわかった.ただし,県内業者では年間建築戸数が20戸以下の比較的小規模な業者と20戸以上の大規模業者が拮抗しているのに対し,県外業者では圧倒的に大規模業者による建築実績が大きいことが判明した.さらに,多くの生産者が2008年以降に木造住宅の建築を開始しており,木造住宅建築に関わる業者数が急激に増加していることがわかった.現状における木造住宅の普及に関する問題点としては,人材不足,施工側の取り組み意識の消極性,消費者側の木造に対する不信感の払拭などが挙げられる.今後も沖縄県における木造住宅木造着工数は増加を続けることが見込まれるが,木造住宅を支える人材の育成や沖縄仕様の家づくりの研究,さらに木造住宅の安全性についての積極的なPR等が必要である., 紀要論文}, pages = {23--32}, title = {沖縄県における木造住宅建築の現状と普及への課題}, year = {2019} }