@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02011185, author = {山口, 剛史 and 友利, 良子 and Yamaguchi, Takeshi and Tomori, Ryoko}, issue = {97}, journal = {琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus}, month = {Sep}, note = {本研究は、教員のライフヒストリーから教員の学びや成長のプロセスを描き出すことで、教員の成長を自身がどうとらえているのか、教員の専門性(ここでは、子ども理解や授業力)の獲得のきっかけは何なのかを明らかにすることにある。とりわけ沖縄県は多くの離島があり、多くの教員にとって離島勤務は必須であるが、離島勤務を積極的にとらえているとは言い難い状況がある。本稿では、長年、八重山地区で養護教諭として勤務した友利良子氏のライフヒストリーから、離島へき地教育の可能性、そこでの教員の専門性を探ることで、これらの状況に応えたい。友利良子氏の教育実践から、何より「離島にも子どもがいる」という言葉に示される通り、島に生きる子どもの存在を正面から見つめ、逃げないこと、そこに生きる営みや文化に敬意をもってあたることの重要性が示された。そして、自身の経験から語られた「教師として島に生きる」とは、「島に生きる大人」として、子どもから逃げず正面から向き合い、大人になった教え子たちとも島を支える大人として付き合っていく覚悟をもって子どもたちと接していくことであった。大人(市民)として全人格的に関わることで、「忘れられない教員」「つながりつづけたい大人」になっていく、これが離島へき地教育の豊かさを示していることが明らかになった。, 紀要論文}, pages = {53--77}, title = {離島出身教師のライフヒストリーに見る教師の専門性と離島へき地教育の豊かさ : 養護教諭友利良子実践から「島に生き、島で教える覚悟」を考えることを通じて}, year = {2020} }