@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02011404, author = {廣瀬, 孝 and Hirose, Takashi}, issue = {10}, journal = {地理歴史人類学論集, Journal of Geography, History, and Anthropology}, month = {Mar}, note = {本研究では,赤土流出問題へのアプローチの一つとして,赤土流出対策の一つである沈砂池における水文観測を行った.その結果,降雨に対して,流量は速やかに増加しており,降雨流出による希釈効果と思われる電気伝導度の低下がみられ,降雨イベント時において,降雨の素早い流出が示唆された.また,水位-流量曲線作成のために行った,降雨時の観測では,観測インターバルである10分間隔よりも短時間での大きな流量増加が観察され,観測データとの差がみられたことから,目的に合わせたインターバルなどの観測計画の重要性が示唆された.また,この時には,沈砂池の越流現象も観察され,降雨データと合わせて考えるとそれなりの頻度で越流が起きていることが示唆された.越流前は,流入水よりも流出水の濁度の方が低く,沈砂池による一定の効果がみられたので,越流が起きる条件を明らかにする必要性がある.今後は,水文観測とともに沈砂池の堆砂量の計測なども行い,赤土流出問題解決のための有用な資料を提供していきたい., 紀要論文}, pages = {99--106}, title = {沖縄島北部の沈砂池における水文観測}, year = {2021} }