@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02011424, author = {白尾, 裕志 and Shirao, Hiroshi}, journal = {高度教職実践専攻(教職大学院)紀要}, month = {Feb}, note = {1951年の学習指導要領によって小学校に「教科以外の活動」の時間が創設された。\n 1951年の学習指導要領におけるクラブ活動には次の二点の特徴があった。\n① 教科以外の活動の時間について特定の時数や時間帯及び学校全体の時間に占める比率を明示しない。\n② 学年を特定せずに低学年での取組も示唆した「学級を単位としての活動」として位置付けた。\n 1947年の学習指導要領にあった自由研究でのクラブ活動が「学級を単位としての活動」として位置付けられていた。次の改訂にあたる1958年の学習指導要領改訂では,クラブ活動は「学級を単位としての活動」ではなく,児童会活動,学級会活動とは独立して示されたが,「特に改訂された点ということはできない」とされた。また,1959年と1964年には1951年の学習指導要領における「学級を単位としての活動」が誤植であるとの指摘がされ,1951年の「学習指導要領一般編」の責任者であった木宮乾峰はそれを認めた。しかし当時の資料を確認すると1951年の学習指導要領におけるクラブ活動の「学級を単位としての活動」は誤植や誤りではなく,「学習指導要領一般編」の責任者であった木宮乾峰を中心に文部省として組織的にも構想されていたことがわかる。本論では木宮乾峰のクラブ活動構想について考察した。, 紀要論文}, pages = {13--25}, title = {1951年版学習指導要領におけるクラブ活動の位置付けについての考察 : 木宮乾峰(文部事務官)の学級を単位としたクラブ活動の構想}, volume = {5}, year = {2021} }