@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02011486, author = {中尾, 達馬 and Nakao, Tatsuma}, issue = {98}, journal = {琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、大人側からすると興味をそそられるのに、子どもが必ずしも繰り返し遊んでくれないおもちゃがあるという現象を踏まえ、おもちゃへの興味関心という視点から子どもの遊びを問い直す試みを行った。研究1では、大学祭の時に、「おもちゃひろば」というブースを開設し、そこに25種類のおもちゃを準備し、幼児30名と児童29名およびその保護者18名に、遊んでみて楽しかったおもちゃベスト3を尋ねた。その結果、大人側からすると興味をそそられるおもちゃは、必ずしも遊んでみて楽しかったおもちゃの上位にはランクインしていなかった。研究2では、保育学科1年生117名と2年生100名に対して、研究1に基づき選んだ複数のおもちゃをスライドで提示し、「2-5歳の男児や女児は、どのおもちゃに興味を持つか」と尋ね、おもちゃの順位づけを行って貰った。その結果、ここでも大人側からすると興味をそそられるおもちゃは上位にはランクインしていなかった。総合考察においては、おもちゃは子どもが友達や大人と関わるための媒体であり、それを使って他者と「一緒に」遊ぶことができるかどうかが、繰り返し使用されるかどうかにとって重要な要因である可能性を提案した。, 紀要論文}, pages = {95--103}, title = {おもちゃへの興味関心という視点から子どもの遊びを再考する試み}, year = {2021} }