@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02011532, author = {寺石, 悦章 and Teraishi, Yoshiaki}, issue = {41}, journal = {人間科学 = Human Science}, month = {Mar}, note = {本稿はルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner, 1861 ~ 1925)の著作・講義等の邦訳の現状について調査し、報告するものである。本稿の後半には筆者が作成した全邦訳リストが掲載されている。 著名な西洋の思想家であれば、全集あるいは著作集といった形で邦訳が出版されていることが多い。そこでは業績の(ほぼ)全体を視野に収めた翻訳・出版の計画が立てられ、主要な訳語なども統一されている。 シュタイナー関係の邦訳は、このようなこととはほとんど無縁になされてきた。大半の出版物がそれぞれ単独で出版されている。そのため現在では、全集のどの巻がすでに翻訳され、どの巻が翻訳されていないのかといったごく基本的な事柄ですら把握できない(あるいは把握困難な)状況にある。 近年はほとんどなくなったものの、かつては出典を明示しない翻訳も少なくなかった。つまりシュタイナーの講義だということまではわかっても、全集のどの巻かはもちろん、その講義のタイトルすらわからないということがあった。 また内容的に関連する講義を、さまざまな巻から選んで翻訳・編集をしたものも出版されている。そのような出版自体は興味深いのだが、全集との対応関係の把握はますます難しくなってきている。 筆者は、邦訳の現状を整理した形で示したいと考えている。本稿の執筆、およびそのための調査を行った最大の理由はここにある。とはいえ、これを一気に完結することは困難であるため、まずはこれまでに出版された邦訳情報を可能な限り網羅的に収集し、その一覧を作成することにした。その成果が、本稿の後半に示されている。, 紀要論文}, pages = {61--91}, title = {ルドルフ・シュタイナー全集 : 邦訳の現状}, year = {2021} }