@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02012040, author = {小川, 千里 and OGAWA, Olivia C.}, journal = {高度教職実践専攻(教職大学院)紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,教育現場において教員やスクールカウンセラーが,教育者および心理援助職の立場であると同時に,児童・生徒・学生である才能教育下のアスリートに研究協力を得る際に生じる可能性のある多重関係について,その留意点およびベネフィットについて検討することである。本研究では多重関係に関する諸説,および才能教育下にあるアスリートの特徴を整理し,教育現場において教員が彼らに心理的支援を行い,研究協力を得る際の留意点とベネフィットについて議論した。諸説を集約した結果,倫理的配慮として多重関係を避けるのが望ましい。しかし,教育現場では,心理的支援や研究を実施する場合に,彼らとの多重関係が生じやすい。よって,多重関係に入る場合には,彼らとの信頼関係の構築の困難さや心理的発達の幼さ(小川 , 2013, 2015)を考慮して,彼らの人権の尊重を第一とし,多重関係を避けられない場合やベネフィットがある場合のリスクマネジメントを十分に行い,インフォームド・コンセントを得ていくことが重要である。, 紀要論文}, pages = {9--18}, title = {教育現場での教育者と才能教育下にあるアスリートの多重関係 : スポーツ臨床の適切な関係性の構築に向けて}, volume = {3}, year = {2019} }