@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02012061, author = {村末, 勇介 and Murasue, Yusuke}, journal = {高度教職実践専攻(教職大学院)紀要}, month = {Mar}, note = {2014 年 10 月,中央教育審議会が「道徳に係る教育課程の改善等について」を答申し,小・中学校において「特別の教科 道徳」の新設が決定された。これをうけて,2015 年 3 月には学習指導要領が一部改正され,それから,わずか3年後の 2018 年,小学校において本格実施を迎えた。教科化により「道徳科」の検定教科書が登場したが,この短期間においていったいどのような教科書が作られ,それらは今後どのように活用されていくのだろうか。また,これまで蓄積された様々な形式の補助教材(地域教材や学校独自の教材)等の扱いはどうなるのだろう。こうした問題意識の下,本研究では,道徳教科化の根拠とされた「いじめ問題の解決」にとって重視される「生命の尊重」項目内容に関する教科書会社8社,145 本の教材を分析した。その結果,「道徳科」教科書が,厳しい規制の中で短期間で作成されたこともあり,内容的には各社横並びの傾向が明らかになった。さらに,「道徳科」の授業の担い手たる教師自身が,その教科書の使用義務に強く制約を受けることも予想される。このような中で,主体的な授業づくり,とりわけ文科省が推奨する「考え,議論する道徳」に対してどのようにとり組めばよいのか。課題山積の中,その 1 つの方法である教科書教材を創意・工夫の下,主体的に活用する視点について,筆者自身の具体的な実践例から紹介した。, 紀要論文}, pages = {135--146}, title = {「特別の教科 道徳」の教科書教材と授業展開に関する一考察 : 小学校「生命の尊さ」項目の教科書教材分析を手がかりに}, volume = {3}, year = {2019} }