@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02012132, author = {Shinzato, Rumiko and Serafim, Leon A. and 新里, 瑠美子 and セラフィム, レオン・A}, journal = {IJOS: International Journal of Okinawan Studies}, month = {Dec}, note = {係り結びは、世界の言語においても稀な構文であるだけでなく、生成・機能主義の両学派に注目される構文でもある。本稿は、『おもろさうし』、組踊、現代首里・那覇方言を基に構築された係り結びの仮説(Shinzato and Serafi m 2013)の妥当性を、先学による琉球諸方言係り結びの記述的研究を通して検証するものである。その過程で、一見仮説への反例と見られる事象、不可解と思われてきた事象について、詳細に検討し、新たな見解を提示する。また、古代日本語の係り結び構文についても、沖縄語の係り結びとの比較研究により得られる知見を指摘する。特に、日本本土の言語の歴史において、係り結びの延長線上にノダ構文を据える見解が沖縄の係り結びの歴史的流れに合致するものと述べる。更に、昨今欧米にて脚光を浴びてきた文法化理論の枠内において、係り結びの成立・発展がどのように捉えられるかについても言及する。これら一連の議論を通し、沖縄語の係り結び研究の意義を明らかにする。, 論文}, pages = {21--42}, title = {What Can Studies of Old Okinawan Kakari Musubi Contribute to Historical-Comparative Linguistics?}, volume = {6}, year = {2015} }