@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02012273, author = {道田, 泰司 and Michita, Yasushi}, journal = {高度教職実践専攻(教職大学院)紀要}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は, 批判的思考力育成教育をどのように構想するのがよいのか,その方向性を検討することである。授業実践を構想する方向性としては大きく分けると,概念駆動型と問題駆動型がある。しかし概念駆動型で授業を構想したとしても,学習者の課題(問題)が視野に入っているのであれば,結果的にそれは問題駆動型と同じになる。学習者の課題を解決することが実践の最終ゴールであることを忘れてしまうと,方法が目的化してしまう。以上を踏まえ,中学校教師に校内研で,批判的思考の概説をした後で,「批判的に考えてほしいのに考えていない場面」について自由記述を求めた。2回に渡ってそれを行い,出てきたものをグルーピングした結果,「他者の意見を鵜呑み」「正解志向」「考えようとしない」「拡散の弱さ」「吟味不足」「判断の弱さ」「問題発見の弱さ」というグループが見いだされた。特に根底にあると思われる正解志向という考え方を教育のターゲットに入れる必要性などを論じた。, 紀要論文}, pages = {1--10}, title = {批判的思考力育成教育を構想するために}, volume = {4}, year = {2020} }