@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02012511, author = {西垣, 大志 and 金城, 達也 and 伊禮, 靖苗 and 西巻, 正 and Nishigaki, Taishi and Kinjo, Tatsuya and Irei, Yasue and Nishimaki, Tadashi}, issue = {8}, journal = {日本臨床外科学会雑誌}, month = {}, note = {63歳,男性.前医にてS状結腸癌穿孔,腹膜播種の診断でS状結腸切除,小腸部分切除,横行結腸人工肛門造設術を施行.化学療法目的に当院紹介となり,外来化学療法中であった.傍ストマヘルニアを伴うストマ脱を認め,腹痛を繰り返すようになったため,ストマ修復およびヘルニア修復術を施行した.\n術前まで血清CEA値は504ng/mlと高値を示していたが,術後に10ng/mlと著明な低下を認めた.また,精査では約4.5cm大の播種巣1箇所のみであったため,ストマ脱手術の3カ月後に播種巣切除術を施行した.術後再発なく経過している.\n本症例のCEA高値の機序はストマ脱腸炎による可能性が示唆された.\n今回,腹膜播種を伴う進行下行結腸癌術後に発症した傍ストマヘルニアおよびストマ脱に対する手術後,著明なCEA値の低下を認めたため,播種に対する根治術が可能であった症例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告した., 論文}, pages = {1855--1858}, title = {人工肛門脱術後にCEA値の低下を認めたS状結腸癌腹膜播種の1例}, volume = {78}, year = {2017} }