@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02012513, author = {林, 裕樹 and 金城, 達也 and 西垣, 大志 and 伊禮, 靖苗 and 西巻, 正 and Hayashi, Yuki and Kinjo, Tatsuya and Nishigaki, Taishi and Irei, Yasue and Nishimaki, Tadashi}, issue = {12}, journal = {日本臨床外科学会雑誌}, month = {}, note = {症例は58歳,男性.倦怠感と腹痛を主訴に近医を受診.胸腹部CT検査にて両側肺野に粒状影・空洞性病変を認め,腹部にガス像を伴う巨大な腹腔内膿瘍の所見を認めた.喀痰よりガフキー1号,PCRにて結核菌が検出され,胃液よりガフキー6号を認めた.活動性肺結核および腸結核による消化管穿孔の診断で,腹腔内膿瘍に対して経皮的にドレナージチューブを挿入後,加療目的に当院へ転院となった.腹部症状および腹部所見が軽度であったことや,低栄養状態で結核性腹膜炎による腹腔内の強い炎症および癒着が危惧されたため,先に保存的加療を行い,栄養状態の改善後に手術を施行する方針とした.抗結核薬の投与を開始し,腹腔内膿瘍に対してはドレナージを継続し,抗生剤の投与を行った.腹腔内膿瘍は徐々に縮小・瘻孔化し,第115病日に退院となった.今回,われわれは保存的に治療しえた腸結核による空腸穿孔の1例を経験したので,文献的考察を含めて報告する., 論文}, pages = {2954--2958}, title = {保存的に治療した腸結核による空腸穿孔の1例}, volume = {77}, year = {2016} }