@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02012530, author = {谷口, 真吾 and 西原, 史子 and 中須, 賀常雄}, journal = {九州森林研究}, month = {Mar}, note = {フクギの繁殖様式を解明するため,2007年5月の開花から種子が成熟落下する9月下旬までの期間,琉球大学構内に植栽されたフクギ2個体群の性比,開花期,性表現ならびにモジュール単位での果実の生残と成熟過程を調査した。2個体群の性比は雄個体数が雌個体数よりも多く,雄個体数が雌個体数の1.1倍と1.6倍であった。開花期は雄個体,雌個体とも5月下旬~6月中旬と7月上旬~9月中旬の2期間に認められた。前半の開花は雄個体が雌個体よりも5日早く開花し,後半の開花は雌個体が雄個体よりも4~6日早く開花した。花の性表現は,「雄花」,「雌花」,正常な雄蕊と正常な雌蕊をもつ「両性花」の3性であった。フクギの性型は単純な雌雄異株ではなく,不安定で複雑な性表現をもつ不完全性の雌雄異株である可能性が推察された。果実の生残過程は,受粉・受精(結実)後の幼果実落下期,果実数の安定期,種子成熟期の3パターンに区分できた。果実の成熟は,果実数の安定期までに著しく肥大するパターンであった。, 論文}, pages = {21--25}, title = {雌雄異株性のフクギにおける性表現ならびに果実の生残と成熟過程}, volume = {61}, year = {2008} }