@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02015146, author = {比屋根, 義一 and Hiyane, Giichi}, issue = {2}, journal = {沖縄農業}, month = {Dec}, note = {(1)ニンニクの種鱗片は,低温処理することにより発根催芽を促す効果が認められ,10℃の40日間処理と30日間処理,15℃の50日間処理をしたものがめだって効果があった。処理期間中における腐敗鱗片はなかった。(2)発根催芽した鱗片を植え付ける場合は,出来るだけ潤を利用して植え付けた方がよく,若しくは土壤中の保水力を維持するために灌水を充分に行ない乾燥期の場合は敷草を行ない発芽揃いをよくし,欠株の減少をはかるように努める必要がある。(3)異なる処理温度と期間が,草丈,茎長茎径におよぼす影響は,生育の中期頃までは,その効果に大差はなかったが,中期以後の茎径の肥大期に入ってから(2月上旬から)その効果が認められた。(4)球径の肥大の早晩性については,処理温度が低い程球の成熟が早まり,高い程おそくなっていた。5℃による40日,30日,50日間処理は,植付後160日目から収穫が始まり182日までには収穫済となり無処理区に比較して40日の極早生化となった。収量は無処理の方が多く,5℃処理区は成熟の早生化にはなったが収量は減少した。(5)処理効果としては,全般的にみて10℃の処理温度で30日間,及び40日間処理が効果的であり早期収穫を目標とした晩生型品種の栽培,輸出向2~3月収穫の栽培方法として適当なものと思われる。, 論文}, pages = {27--35}, title = {ニンニクの低温処理が生育と収量におよぼす影響について}, volume = {3}, year = {1964} }