@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02015162, author = {山城, 松善 and 野島, 武盛 and 比嘉, 正一 and Nojima, T}, issue = {1}, journal = {沖縄農業}, month = {Jun}, note = {1.バレイショ栽培上,生産の安定と収益性を高めるには安価にして,生産能率の高い種いもの円滑な供給が重要課題としてとり上げられるので,男爵の生産性を向上させる目的から,種いも採種の可能性を検討するため,自給種いもの生産性について試験を行なった。2.継続栽培による自給種いもの生産性について,1953~1957年の5カ年間輸入種いもによる栽培を含めて6回連続栽培した結果について,生産力は自給年次5年でも急激には低下しないことが認められた。この場合秋作の晩植または冬作種いもを使用したが7カ月余の常温貯蔵で種いもの減量は26%で個数減は少なかった。上いも重歩合について,輸入(新いも)種いもが90%,自給種いもが85%であった。1株茎数を制限し密生の影響を除くことによって上いも歩合が高められる。3.種いもは長期間貯蔵された月令の高い老化いもが用いられたので,切断した小切片を植えつけると,秋作はしばしば高温乾燥期に遭遇して種いもの腐敗を招く場合が多く丸いもを用いることが安全である。このことから鍾いもの大きさについて試験を行なった。30~38g 程度の小形いもで比較的生産性が高いことが認められた。従来小形いもはVirus病の罹病いもを採る恐れがあるので,種いもには供用しない方が安全だといわれているが,Virus株を徹底して除去することによって,Virusの汚染程度を低くし,小いもでもかなり生産性を高め得ることが認められた。上いも重歩合も30~38g程度の大きさでは92~93%となった。増殖率は11倍である。なおこの場合のVirus病の発生は20%内外であった。, 論文}, pages = {16--20}, title = {沖縄におけるバレイショ採取(いも)に関する研究 第一報 男爵自給種いもの生産性について}, volume = {4}, year = {1965} }