@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02015277, author = {比嘉, 信吉 and 橋爪, 斌 and Higa, Shinkichi and Hashizume, Takeshi}, issue = {1}, journal = {沖縄農業}, month = {May}, note = {1.筆者らが既に発表した(Agricultural and Biological Chemistry‐30(4),1966)甘蔗糖蜜中に含まれるピーク12の未知核酸様物質について,その構造を明らかにするために種々検索を行なった. 2.試料は主に台湾産を用い,分取は柳本の核酸分析装置,精製はペーパークロマトグラフィ法によった.その結果白色綿状の結晶物を約237mg得た. 3.この結晶物質の酸,アルカリ水溶液の紫外線吸収スペクトル吸収極大の波長のシフトは大きく,また殆んど同濃度でも酸溶液の吸光度は遥かに高い値を示した.さらにこの物質のペーパークロマトグラフィによるRf値は他の既知の核酸物質とも異なることが窺われた. 4.この未知物質の融点,比旋光度を測定した結果mp=144°~145°,〔α〕D^^<25°>=-56.0であり,光学的に活性で,不整炭素原子を持っていることがわかった. 5.未知物質の赤外線吸収スペクトル(IR)および核磁気共鳴(NMR)の吸収曲線図からグアノシンとも異なっていることがわかった. 6.今後未知物質の元素分析や分子量測定等を行ない,その構造を究明していきたい., 論文}, pages = {41--44}, title = {甘蔗糖蜜中に含まれる核酸誘導体の分離同定}, volume = {9}, year = {1970} }