@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02015321, author = {宮平, 永憲 and 大工, 政信 and Miyahira, Eiken and Daiku, Masanobu}, issue = {1・2}, journal = {沖縄農業}, month = {Dec}, note = {1965~1975年の八重山支場における気象感応試験の結果に基づいてサトウキビの収量構成要素と気象要素との関係について検討した.結果の概要は次のとおりである.1)収量の構成要素である収穫時の茎数,茎丈,茎径と収量との相関関係は茎数,茎丈において有意な相関が認められ,収量には収穫時の茎数,茎丈の2要素が強く影響を及ぼすことがわかった.2)収穫時の茎数,茎丈がどの時期(月別)の茎数,生長量によって大きく影響を受けるかを検討した結果は,収穫時の茎数と月別茎数との間に高い相関がみられたのは7月以降の茎数で,有効分けつ期においては相関は低かった.以上のことから収穫期の茎数は7月以降の茎数により推定できることがわかった.収穫時の茎丈は4~7月の月間生長量と高い正の相関を示し,収穫時の茎丈がその期間の生長量に左右されることがわかった.3)月別茎数と気象要因との関係をみると,12月の低温期において茎数に及ぼす温度の効果は大きい.3月の短日照期間は日照の効果が顕著であるが,日照が多く高温期の7月の日照は茎数減少の原因となることが考えられた.生育旺盛な時期における降水量の増大,特に集中豪雨は蔗茎の倒伏を招き,枯死茎の増加をもたらすため,茎数には負の効果を及ぼす.4)月間生長量は低温期の11,12月の温度条件によって影響され,その期間の気温の上昇は生長量を増大するが,高温期においては生長量を抑制する.日照との間に大きな相関は認められず,両者の関係は明らかではなかった.生育盛んな6月には,日照,気温とも高く,植物体の水分要求量も増大しているため,この時期の降水量が生長量に大きく関与していることが考えられた., 論文}, pages = {6--11}, title = {サトウキビの生育、収量と気象要因との関係}, volume = {13}, year = {1975} }