@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02015341, author = {吉田, 茂 and Yoshida, Shigeru}, issue = {2}, journal = {沖縄農業}, month = {Jul}, note = {1.沖縄県の食肉消費の特質は,全国平均に比べて,豚肉を除くとその自給率が低いことである.特に,牛肉の自給率が低い.ところが,沖縄県の牛肉需給は県内消費用牛肉はほとんど輸入に依存し,県内で生産した牛(および牛肉)のほとんどを他府県に供給しているという特殊な形態である. 2.所得水準は沖縄県は全国平均の約75%程度であるが,食肉消費量は約1.6倍である.特に豚肉の消費量が多い. 3.食肉の消費構造は豚肉中心であるが,しだいに豚肉から鶏肉および牛肉への消費の分散移行がみられる. 4.豚肉の代替品としての牛肉および鶏肉の消費率がふえた要因は,牛肉の場合にはより高級なものへの嗜好が高まったためであり,鶏肉の場合には相対価格が低下したことによる. 5.沖縄県における牛肉の消費は需要ににみあう分を輸入しているのであるが,将来国内産牛肉で供給されるようになり,豚肉価格と牛肉価格の格差が現在よりも,もっと開くようになれば豚肉の代替品としては牛肉よりも鶏肉へより強い移行がみられるのではなかろうか., 論文}, pages = {39--42}, title = {沖縄県の食肉消費構造の特質について}, volume = {14}, year = {1978} }