@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02015345, author = {比嘉, 俊昭 and 宜野座, 猛 and 座喜味, 盛男 and Higa, Toshiaki and Ginoza, Takeshi and Zakimi, Morio}, issue = {1・2}, journal = {沖縄農業}, month = {Jul}, note = {1)バナナセセリは1974年11月の分布調査で,沖縄本島全域に拡がったことがわかった.\n2)マーキング法の実験によると,成虫の飛翔範囲は半径20mから40mで,短い範囲であった.\n3)発育所要日数は30℃,25℃,20℃と温度が低くなるにつれて長くなり,30℃,25℃ではそれほどの差はないが20℃においては著しく長くなった.\n4)卵の発生消長から卵は7月ごろから多くなり10月下旬から11月中旬に発生のピークを迎えることがわかった.\n5)9月から11月にかけての生存曲線では,幼虫期において雨や風および捕食者,病気の働きが少なく,ほぼ一定の低い死亡を示し,そのことが32.4%の高い成虫生存率をもたらす結果となった.11月から1月にかけての生存曲線から5令期における風や捕食,前蛹期の風,蛹期の寄生バエや病気の働きが大きく,そのことが3.3%という低い成虫生存率を示すこととなった.\n6)卵期の寄生蜂として,タマゴヤドリバチ科(Trichogrammatidae)の一種,オナガコバチ科(Eupelmidae)Anastatus属の一種と,幼虫寄生バエとしてはヤドリバエ科(Tachinidae)のExorista japonicaと同じくヤドリバエ科の他の1種,それに病気が確認された., 論文}, pages = {19--37}, title = {バナナセセリ Erionota torus Evans の生態に関する二、三の知見}, volume = {15}, year = {1979} }