@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02015379, author = {矢野, 博 and 陶山, 一雄 and 藤井, 溥 and Yano, Hiroshi and Suyama, Kazuo and Fujii, Hiroshi}, issue = {1・2}, journal = {沖縄農業}, month = {Jul}, note = {1)沖縄本島北部地方でサトウキビ赤色条斑症状の発生を認めた。本病はその後の調査で沖縄県全域に多発生していることが明らかにされた。地域別には南部・中部・北部の順で多く発生していた。2)本症状は主に夏植えサトウキビの幼苗に発生する。初発生は12月中旬頃で,早春期(2月~3月)に激発し,サトウキビの生育期となる5月以降は認められない。3)赤色条斑部位からは,乳白色集落を形成する細菌が分離され,サトウキビ幼苗に接種すると赤褐色の条斑が生じたことから,本症状は細菌性病害と考えられた。4)分離細菌は電顕観察において桿状,単毛を1~4本有していた。また,グラム陰性,グルコースを酸化的に分解し,緑色蛍光色素を産生することから,Pseudomonas syringae群に類別されたが,種名については検討中である。5)抗生物質は病原細菌の発育を阻害したが,抗生物質製剤の圃場散布試験では効果がほとんど認められなかった。, 論文}, pages = {24--28}, title = {沖縄本島で発生したサトウキビ赤色条斑症状の病原細菌とその防除}, volume = {21}, year = {1986} }