@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02016616, author = {軒原, 清史 and NOKIHARA, Kiyoshi}, issue = {1}, journal = {南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical resources technologists}, note = {生体を構成するタンパク質はアミノ酸からできている。アミノ酸が2個以上つながった物質がペプチドであり、分子量の大きい物がタンパク質である。ペプチドは、生体内の認識による免疫応答、受容体を介する情報伝達など重要な役割を担っている認識部位の核である。生体内の分子認識の中心はタンパク質同士の相互作用であるが、よりミクロな観点からみるとペプチド同士の相互作用である。ペプチドの獲得は天然物からの抽出精製、遺伝子による産生に加えて、生物化学・有機化学・物理化学の知識と技術とを要する化学合成によるが、その中でも化学合成によるペプチドは分子設計ができるため産業上重要である。通常、生理活性ペプチドと呼ばれている物質は生体の機能、情動行動までも制御しており、このバランスが壊れることにより様々な疾患が起きる。またウイルスや細菌の感染機構、生体の防御作用においてもペプチド同士の相互作用が基本であることがわかっている。ゲノム情報の拡大と充実化に伴ってペプチドは重要な生体分子として再び脚光を浴びている。とりわけ医薬への応用が再認識され、ヒトゲノム解明によるパーソナル医療という視点でも注目されてきた。, 論文}, pages = {23--31}, title = {[寄稿]ペプチド研究とハイペップ研究所沖縄ラボ設立(1)ペプチド科学の現状と将来ならびにハイペップ研究所の目指すところ}, volume = {21} }