@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02017623, author = {Maekado, Akira and 前門, 晃}, issue = {3}, journal = {沖縄地理}, note = {琉球石灰岩からなる海崖の基部には琉球石灰岩のブロックがみられる. これらのブロックは海崖の基部にノッチが形成され, ノッチの成長とともにノッチ上の海崖が不安定になり, 転倒崩落して生産されたものと考えられる. ノッチ上の海崖が突出できる限界の長さ, あるいはノッチが形成されうる最大の深さは, 崩落ブロックの長さと等しいと考えることができる. 沖縄島南端の荒崎海岸ではノッチ上の海崖の高さが17m, 海崖の基部にみられる崩落ブロックの長さは7~11mである. したがって, この海崖はノッチの深さが7~11mに達した時に転倒崩落し後退したものと考えられる. 海崖の転倒崩落に片持はりのモデルを適用して, 海崖の限界突出長さを求めると, 17mの高さの海崖では限界突出長さが30mとなった. この値は実測値とは大きく異なっている. その理由として, 計算に割れ目がない試料の引張強度を用いたことが考えられ, 割れ目を含む石灰岩の強度を用いれば, 片持はりのモデルで海崖の限界突出長さをうまく説明できるものと思われる.}, pages = {63--70}, title = {[Articles] Recession of Coastal Cliff Made of Ryukyu Limestone: Arasaki Coast, Southern End of Okinawa Island, Japan} }