@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02017652, author = {砂川, 朋美 and Sunagawa, Tomomi and 廣瀬, 孝 and Hirose, Takashi}, issue = {10}, journal = {沖縄地理}, note = {本研究では,沖縄島北部亜熱帯林における樹冠による降雨遮断の実態を明らかにすることを目的とし,琉球大学与那フィールドにおいて,10×10 mの観測地を設定して樹冠通過雨量および樹幹流下量の観測を行った.樹冠通過雨量の計測には貯留式雨量計と転倒マス雨量計を9地点に設置し,樹幹流下量の計測は観測木7本をランダムに選定して観測を行った.その結果,樹冠通過雨量や樹幹流下量には,同一地点における降雨ごとのばらつきと,また,同一降雨における地点間のばらつき(局所性)の両方が観測され,降雨の特徴とともに,降雨が樹冠に到達してからのプロセスに様々な要因が影響していることが示唆された.また,林外雨に対する樹冠通過雨量の割合は45.2%,樹幹流下量の割合は3.7%となり,樹冠遮断率は51.1%であった.この結果を他地域と比較したところ,温帯林よりも高い値であり,熱帯林の値としても高い方であった.}, pages = {9--18}, title = {[論説] 沖縄島北部亜熱帯林における樹冠通過雨量, 樹幹流下量および樹冠遮断量に関する研究} }