@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02017664, author = {堀本, 雅章 and Horimoto, Masaaki}, issue = {11}, journal = {沖縄地理}, note = {島に橋が架かることにより,島外へ自由に行き来でき便利になる反面,島外から見知らぬ人が昼夜問わず来訪し,環境の悪化等のデメリットも生じる.本研究では,小規模離島における住民の架橋に対する意識調査を行った.沖縄県本部町(もとぶちょう)に位置する観光地化した水納島(みんなじま)と,宮古島市に位置する高齢者が大多数の大神島(おおがみじま)の住民を対象に調査を行った結果,水納住民および大神住民は,架橋に賛成する人は少なく,反対意見が多くみられた.その理由として,架橋によるメリットが少なく,生活環境の悪化を心配し,さらに観光業に従事する人が多い水納島では,自然破壊を懸念する声も多い.一方,架橋に賛成と回答した人は大神島では男性のみであったが,水納島では性差による違いはみられなかった.また水納島では,架橋に賛成と回答した人はすべて島での通算居住期間20年以上の人で,医療面等で苦慮した経験によるところが大きい.}, pages = {55--63}, title = {[研究ノート] 架橋に対する住民意識 : 沖縄県本部町水納島と宮古島市大神島を比較して} }