@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02017684, author = {花木, 宏直 and Hanaki, Hironao}, issue = {13}, journal = {沖縄地理}, note = {本稿では,沖縄県からの海外移民の送出の萌芽期に相当し,移民会社の斡旋による移民送出の最盛期でもあった,明治中~後期を対象とし,沖縄県において正規に海外移民を斡旋した移民会社業務代理人の経歴や属性と,彼らによる斡旋の展開を検討した.沖縄県では,明治中~後期に,沖縄県以外に本社をもつ移民会社の進出や斡旋の展開により,海外移民の送出が本格化した.海外移民の斡旋には,さまざまな出身地や経歴,属性をもつ移民会社業務代理人が従事した.移民会社業務代理人には,沖縄県からの海外移民の先覚者とされる当山久三をはじめとする沖縄県出身者だけでなく,鹿児島県や熊本県といった沖縄県以外を出身とする実業家や官吏等が従事した.沖縄県以外を出身とする移民会社業務代理人は,沖縄県出身者と並び,広域的な範囲より多数の海外移民の斡旋を行い,沖縄県からの海外移民の送出に重要な役割を果した.}, pages = {1--16}, title = {[論説] 明治中~後期の沖縄県における移民会社業務代理人の経歴と属性} }