@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02017704, author = {廣瀬, 孝 and Hirose, Takashi and Tamaki, Reina and 玉城, 玲奈}, issue = {11}, journal = {沖縄地理}, note = {本研究では,沖縄島本部町山里の円錐カルストを構成する石灰岩を対象に,風化作用の一つとして熱風化に着目し,その風化環境を探るための岩石表面の温度変化の野外観測と,岩石試料を用いた熱風化実験(加熱-冷却実験)を行った.その結果,本部町山里の円錐カルストを構成する石灰岩の表面温度は,最高で55.1 ℃を記録し,日較差は,最高で29.9 ℃であった.これらの値は,従来の研究と比較しても,高い値であった.また,雨による急激な温度変化も観察され,この変化は,晴天時の日中の温度上昇や日没後の温度低下の変化と比較しても最大であった.風化実験では410 ℃に加熱した水冷実験で,結晶粒界が鮮明になったり,潜在的弱線と思われる場所からの破壊(破壊音とともに)が観察された.}, pages = {21--32}, title = {[研究ノート] 沖縄島本部山里の円錐カルストを構成する石灰岩の表面温度観測と熱風化実験} }