@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02017876, author = {宮城, 利佳子 and Miyagi, Rikako}, issue = {100}, journal = {琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus}, month = {Mar}, note = {以前の沖縄型幼児教育では、保幼小接続において以下の4つのメリットがあったと捉えられる。1)公立幼稚園への入園は、親が子どもを自分のために預けるということではなく、子どもの教育のために通わせているという意識を高めていた、2)公立幼稚園入園までは教育を受けていなかった子に対して幼児教育へのアクセスを保障していた、3)幼小接続期における友達関係を安定させ、降園後・放課後の生活に連続性を持たせた、4)保育者や小学校教員にとって情報共有をしやすくした、以上の4点である。このようなメリットがあるからこそ、日本の保育制度と異なる部分があっても、沖縄型幼児教育として沖縄社会の中で認められてきたと考えられる。 現在の全国的な認定こども園化の流れによって、準義務教育としての幼稚園という意識が沖縄県民から失われていくと考えられるので、親の接続への意識を高めることや、結節点とされている園が積極的に保幼こ小連携、保幼連携を進めていく役割を担うこと、就園していない幼児へのアウトリーチがより必要になってくると考えられる。}, pages = {59--65}, title = {沖縄県の公立幼稚園・民間学童・認可外保育所の果たしてきた役割の検討 ―認定こども園への移行以前に焦点を当てて―}, year = {2022} }