@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02017884, author = {高良, 美樹 and Takara, Miki and 金城, 亮 and Kinjo, Akira}, issue = {42}, journal = {人間科学 = Human Science}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,大学生の希望の保有,実現の見通しおよび社会観が時間的展望にどのような影響を及ぼすかについて検討することであった。大学生329 人,看護専門学校生135 人を対象に質問紙調査を実施し,分析したところ,得られた主要な結果は,以下の4 点であった。①大学生の多くは,希望を有し,実現すると推測する者の比率が高く,その内容としては仕事を選択する者が多かった。②大学生,看護専門学校生ともに現在を重視する者の比率が高く,大学生は,比較的,現在を未来と関連させている者の割合が低かった。③希望を保有することは,将来に対する肯定的見通しに繋がるが,その実現見通しが無いと推測することは,現在・過去に対する肯定的見通しを抑制する傾向があった。④社会観の違いと希望保有・実現見通しとのあいだに関連は無いが,社会に不信を抱くことが時間的展望に抑制的に影響する可能性が示唆された。得られた結果から大学生にとって実現可能な希望を有すること,社会に対して信頼感を抱くことが肯定的な時間的展望につながる可能性があることが示唆された。}, pages = {193--217}, title = {大学生の希望保有・実現見通し・社会観が時間的展望に及ぼす影響 ―看護専門学校生との比較を通して―}, year = {2022} }