@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02017909, author = {主税, 英德 and Hidenori, Chikara and 後藤, 雅彦 and Masahiko, Goto}, issue = {11}, journal = {地理歴史人類学論集}, month = {Mar}, note = {本報告は、地域に貢献する人材の育成を目的とした考古学関係授業の取り組みを紹介するものである。また、コロナ禍において、仲間とともに遺跡を実地調査(巡検の意味を含む、以下、「実地調査」と表現する)を行うことで、考古学専攻生が何を学び考えたかについても報告する。 本取り組みでは、読谷村・恩納村をフィールドとして、学生主体で、遺跡の概要や見学スケジュールなどを調べ、実際に現地に赴き、かつ、遺跡保護に携わる文化財専門員の方と情報交換などを実施した。その結果、参加した学生たちは、遺跡と地域の関係や博物館をはじめとする文化財の普及啓発のあり方、現地でしかわからない遺跡の情報など、実地調査を行うことで得る学びを習得することができた。新型コロナウィルスの影響により対面でのコミュニケーションが難しい現在、考古学教育において、遺物・遺構の実測や発掘調査などの技術的方法だけではなく、「遺跡を現地で知る」機会を与えることも、今後の文化財保護を担う人材を育成するにあたっては必要であることを再認識することができた。}, pages = {46--56}, title = {考古学における地域志向取り組みの実践 -コロナ禍における考古学教育の一例-}, year = {2022} }