@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02018003, author = {金城, 江利子 and Kinjo, Eriko and 村上, 呂里 and Murakami, Rori}, journal = {高度教職実践専攻(教職大学院)紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,これまで〈実の場〉に根ざし「生きて働く言葉の力」を育むことを大切に実践が積み重ねられてきた国語単元学習を足場として,「言葉への主体的な関わり」が生まれる内的契機はどのようなものか,どのようなプロセスのもとに「言葉への主体的な関わり」は深まっていくかについて考究した。 大村はま,峰地光重,筆者自身の実践事例をとりあげ,内言論を核とするヴィゴツキー学統の学習理論に照らして考察し,「言葉への主体的な関わり」を育むために,以下の3つの視点を導き出した。 ① 単元の導入で情動体験を位置づけることが「内的意味作用」を活性化させ,情動体験が「言葉への主体的な関わり」を生む源泉となる。 ② 〈実の場〉に根ざした「内化」と「外化」(外的な言語活動)の往還による学びによって「言葉と使う人や文脈」との関係など「言葉の働き」への自覚が高まり,「言葉」を自身のものとして「内化」していくことができる。 ③ 身の回りの関係性や生活に根ざした理解・認識と,テキストや仲間との対話を通して生まれる新たな理解・認識とのズレに葛藤するプロセスで,一般的な「語義」から「意味」の生成がなされる。}, pages = {115--127}, title = {「言葉への主体的な関わり」を育む小学校国語単元学習の探究 (1)}, volume = {6}, year = {2022} }