@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02019411, author = {比嘉, 智代 and 大湾, 知子}, issue = {1}, note = {これまでの数多くの災害事例によれば,大規模な災害の際,避難所は収容人数をはるかに超えて避難する住民で埋まっている.例えば,2011年3月に発生した東日本大地震においては,収容規模が数百から千人程度の体育館などがその数十倍を超え数万人の避難者で埋まった.その際に最も問題となったのが,排泄の問題である.中でも,潜在的に多数を占める排尿障害の問題は深刻であり,排尿障害者にどのような日常的対応を行うことが必要なのかを検討しておくことは自然災害頻度の高い我が国においては,避難時における問題解決のためにも喫緊の課題といえる.沖縄県のように,数多くの島嶼からなる地域においては,さらに不断に取り組まなければならない課題が多いと考えられる.本研究は,沖縄県内のM島において,排尿障害における問題に関する公開講座を実施するとともに,3年間に亘ってアンケート調査を実施(総計149人),公開講座を通じてM島における住民に対し,排尿障害における問題の顕在化とその対応策,知識の普及の効果について検討している.その結果,講演会などを通じて正しい知識の習得機会を作ることが,排尿障害者の羞恥心を取り払い,問題解決へと仕向ける具体策であることなどを明らかにしている.}, pages = {1--4}, title = {沖縄県内のM島における排尿障害の問題についての顕在化と対応策}, volume = {2} }