@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02019462, author = {村上, 呂里 and Murakami, Rori}, issue = {101}, journal = {琉球大学教育学部紀要=Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus}, month = {Sep}, note = {本研究は、リテラシー実践と〈包摂〉をめぐる今日的論点を踏まえ、沖縄の教室に根ざしたリテラシー実践における〈包摂〉と〈再包摂〉の可能性について考究した。その際、J. Willinskyによるニューリテラシー論(1990)を拠り所とした。3つのリテラシー実践事例(小学3年生「おにたのぼうし」の授業、小学6年生「海の命」の授業、小学5年生「椋鳩十さんに学んで動物作家になろう」)からは、pariah(のけ者)とまなざされる存在を〈包摂〉することを通して、教室全体で「わかちあう世界への希求」「自然への畏れとともに命の循環を生きる」「多様な命へのケア」といった意味・価値が創成される〈再包摂〉のプロセスが浮かび上がってきた。さらには命への慈しみという視座から「世界における自分のホーム」を形づくる可能性が醸成されていった。}, pages = {23--35}, title = {沖縄の教室におけるリテラシー実践と〈包摂〉 ―ニューリテラシー論(J. Willinsky)を視野に―}, year = {2022} }