@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02019535, author = {江藤, 真生子 and Eto, Makiko and 三田, 沙織 and Mita, Saori}, issue = {1}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集, The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities}, month = {Oct}, note = {本研究の目的は,沖縄県の小学校教師が体育授業における児童の学びを認識しているかどうかを明らかにすることであった。そのため児童の学習観及び学習方略に対する教師の認識を検討した。その結果,以下の 3 点が明らかとなった。 1)運動学習における児童の学びについて,教師の研究教科や中高免許,実践経験の有無の違いにより認識しているかどうかに差異がみられた。体育授業に積極的に関わる立場にある,体育や運動に関する知識を保持している教師は,運動学習における児童の学びを認識しており,一方,消極的な教師は認識していない傾向にあることが示された。中でも,ベテラン教師や他教科を研究教科とする教師は,運動学習における児童の学びを認識していない傾向にあると考えられた。 2)協働的学習における児童の学びや課題解決的方略における児童の学び,態度重視方略における児童の学びについて,すべての教師が認識していると考えられた。 3)体育授業の内容的条件とされる目的や学習内容に対応する運動学習における児童の学びについては,体育授業の基礎的条件とされる学習の雰囲気や勢いに対応する協働的学習における児童の学びよりも認識されにくいことが推察された。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.9, No.1(2022年/10月)に査読を経て受理された。}, title = {小学校体育授業における児童の学びについての教師の認識に関する一考察}, volume = {9}, year = {2022} }