@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02019567, author = {松平, 好人}, journal = {関西ベンチャー学会誌}, month = {Mar}, note = {本研究は、大阪市よる中小企業イノベーション(新規事業)促進政策の効果を明らかにし、仮説の構築を目的とする。分析対象は「大阪トップランナー育成事業(TR 事業)」とし、研究方法に事例分析を用いる。効果を明らかにするため、「市場志向」及び「情報的資源」という2 つの変数を採用した。仮説構築のため、2 社の事例分析の結果を総合し、仮説を精緻化した。インタビューと質問票調査に基づく2 社事例の総合から、次の2 点を明らかにした。第一に、TR 事業の支援によって、中小企業を市場志向的組織へと変化を促し、組織文化として根づかせた。その上で伴走支援による情報的資源の提供により、最終成果につながるとの効果を明らかにした。第二に、「支援が最終成果につながるためには、市場志向と情報的資源の一方の条件だけでは不十分で、市場志向の醸成が必要条件、情報的資源の獲得が十分条件となり、最終成果にプラスに影響する」との仮説の構造を示した。}, pages = {34--44}, title = {自治体の中小企業イノベーション促進政策の効果に関する仮説構築 ―「大阪トップランナー育成事業」を事例として―}, volume = {13}, year = {2021} }