@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02019695, author = {中尾, 達馬 and Nakao, Tatsuma and 勝連, 綾 and Katsuren, Aya}, issue = {102}, journal = {琉球大学教育学部紀要, Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus}, month = {Mar}, note = {幼稚園で動物を飼育することの意義とは一体何だろうか。本研究では、研究1では、沖縄県北部の公立幼稚園4園、沖縄県中南部の幼稚園3園の副園長や主任に対して個別インタビューを、研究2では、大学生83名に対して質問紙調査を、研究3では、小学校教諭1名にして個別インタビューを行い、この問いに答える試みを行った。調査の結果、以下の2点が示唆された。すなわち、⒜ 保育者は、動物を飼育することを、設定保育という形だけでなく、日常的な形で保育へと活用していた。⒝ 動物とのかかわりは、子どもの生き物・自然への興味関心を高めるだけでなく、子ども同士の情緒的交流を促進する役割を果たしていた。幼稚園で動物を飼育するということは、安全面、周りの環境・生態系への配慮などから、絶対に実施しなければならない、というものではない。ただし、保育を行う際の一手段としては有効なものであり、また、小学校の理科、生活、特別の教科 道徳では、動物の話題は必ず登場する。そのため、幼児期に動物とのかかわりという原体験・実体験を何らかの形で積むことは重要であるのかもしれない。}, pages = {63--83}, title = {幼稚園での動物飼育体験を通して考える子どもの発達と保育}, year = {2023} }