@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02019808, author = {主税, 英德 and Chikara, Hidenori}, issue = {12}, journal = {地理歴史人類学論集}, month = {Mar}, note = {本稿では、高麗陶器の窯について、窯体の時間的変遷や構造の特徴などについて明らかにすることが目的である。時期の特定にあたっては、窯跡から出土した大型壺の編年をもとにした。分析の結果、時間の経過に伴い、排煙関連施設の有無をはじめとして窯構造に変化があることが把握できた。また、先行研究で取り挙げられてきた窯前方に延びる排水溝の消長に関する時期も捉えることができた。最後に、これらの分析結果をふまえ、窯構造の変遷からみて大型壺Ⅲ期にあたる12世紀頃に画期がある可能性を呈示した。すなわち、排煙関連施設の登場をもって、高麗時代特有の陶器窯であるといえ、生産において大きな変化があったことが想定される。}, pages = {93--108}, title = {高麗陶器窯構造の検討-楊広道地域を中心に-}, year = {2023} }