@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02019831, author = {諸喜田, 峰子 and Syokita, Mineko and 村上, 呂里 and Murakami, Rori and 村末, 勇介 and Murasue, Yusuke}, journal = {高度教職実践専攻(教職大学院)紀要}, month = {Mar}, note = {2017(平成29)年小学校学習指導要領「国語」の各領域では,「考えの形成」が位置づけられた。これを受け,本研究は「考えを形成し,深める力」を育てる文学の授業の在り方を解明することを目的とする。文学の授業では,文学ならではの作品の仕組みとの対話に根ざし,考えが形成されると考えられる。本研究では,小学3年生「モチモチの木」を教材とし,象徴語として「モチモチの木」の意味を推論する力に注目して授業を行った。「モチモチの木」は,山に住む人々,じさま,豆太の願いと密接につながる存在である。舞台設定への共感,登場人物への共感など作品との対話を丁寧に仕組むことで教室での対話が活性化され,学級全員が「モチモチの木」にこめられた意味を書くことができた。象徴語を推論し,意味づける力は,全連関的な読みのプロセスで生まれ,〈いのちのつながりや再生〉と深く結びつくイメージ体験とセットで育まれることを明らかにした 。}, pages = {75--95}, title = {「考えを形成し,深める力」を育む文学の授業の探究 ―象徴を推論する力に注目した「モチモチの木」の授業―}, volume = {7}, year = {2023} }