@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02019835, author = {白尾, 裕志 and Shirao, Hiroshi}, journal = {高度教職実践専攻(教職大学院)紀要}, month = {Mar}, note = {1960年代から1970年代にかけて,東京都の公立小学校教諭として活躍した鈴木孝雄の教育実践『一年生の四季』に焦点をあて,その分析を通して教育実践の特長を明らかにした。『一年生の四季』における教育実践は,1960年代の後半から1970年代の前半に取り組まれたものであり,その内容は生活科の先駆的な実践でもある。本論では,鈴木の教育実践の特長について,教育内容に加えて教育方法の観点から分析,検討を進め,その特長として,個別指導を起点としたグループ指導に加えて,表現活動を重視した教育実践の舞台として家庭や地域が明確に位置付けられていたことを示した。 また,生活科との関連からは,生活科の教育内容としての遊びや動植物の観察や飼育等の「もの」や「こと」に対して,それら自体と自分自身への気付きに止まらず,それらと他者(友達・保護者・地域の人々等)との人間関係を含めた中で認識し,表現していく学習活動によって,鈴木の教育実践の継承が可能であることを示した。}, pages = {63--73}, title = {鈴木孝雄の実践における低学年の総合的な学習についての考察―実践記録『一年生の四季』の特長と生活科との関連についての分析を中心に―}, volume = {7}, year = {2023} }