@article{oai:u-ryukyu.repo.nii.ac.jp:02020022, author = {下條, 満代 and SHIMOJO, Mitsuyo and 權, 偕珍 and KWON, Haejin and 平良, 穂乃花 and TAIRA, Honoka and 上原, 佳太 and UEHARA, Keita}, issue = {103}, journal = {琉球大学教育学部紀要}, month = {Aug}, note = {現在の日本は特別支援学校や小・中学校の特別支援学級に在籍する児童生徒は増加し続けており小・中・高等学校の通常の学級においても,通級による指導を受けている児童生徒が増加している。また,小・中学校の通常の学級に発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒も年々増加傾向にある。しかし,OECD国際教員指導環境調査(2018)によると,日本の小中学校教員は「『個に応じた学習方法』について職能開発(教員としての技能,知識,専門性その他の資質を高めるための活動)の必要性」を感じている割合が高いと報告されている。また,日本の小中学校教員は高い自己効力感を持つ教員の割合が低い傾向にあると報告されており,「個別最適な学び」と「教師効力感」において課題が挙げられる。そこで,本研究は,全ての学習者のニーズに合った教育をどのように作っていくかを理解するための枠組みである,「学びのユニバーサルデザイン(Universal Design for Learning)」に着目し,UDLガイドラインに基づいた授業実践が,児童の「学習意欲の向上」や「学習方法の確立」を促進し,全ての児童の「個別最適な学び」に繋がることや,「教師の自己効力感」にどのような効果をもたらすのかを明らかにすることを目的とした。児童による授業評価及び,教師の自己効力感の全国との比較に基づいて検討した結果,UDLの授業実践は,児童の主体的な学びを促進させると共に,教師の自己効力感を高めるという双方において効果的であるということが明らかになった。}, pages = {35--45}, title = {学びのユニバーサルデザイン(UDL)に基づいた授業実践による学習の個別最適化と教師の自己効力感への影響について}, year = {2023} }