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アイテム
天地精義:空間概念としての天地(二)
https://doi.org/10.24564/0002020364
https://doi.org/10.24564/0002020364e64fd7b9-02d5-4017-aaf6-951f08c5d7b9
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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M_No13p32_3.pdf (1.7 MB)
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Item type | 琉球大学リポジトリ登録用アイテムタイプ(1) | |||||||||
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公開日 | 2024-05-20 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 天地精義:空間概念としての天地(二) | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | Examination of Tian-Di: Tian-Di as a concept of space in Eastern Philosophy (2) | |||||||||
言語 | en | |||||||||
作成者 |
益田, 理広
× 益田, 理広
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アクセス権 | ||||||||||
アクセス権 | open access | |||||||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||||
主題 | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 天地 | |||||||||
主題 | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 空間 | |||||||||
主題 | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 東洋地理学 | |||||||||
主題 | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 空間論 | |||||||||
主題 | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 地理学史 | |||||||||
内容記述 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | 本稿は北宋の天地論を議す。唐以前の天地なる概念が東洋に於ける空間の一典型を為すことは既に前篇の証する所である。故に本篇は次代たる宋代にも此の概念が空間の義を内包せることを示すべく、諸家の述作を閲する者である。但し紙数の限界により本稿は北宋の諸家のみを論ずるに止まる。是に於て筆者は先づ北宋初期の議論を参照した(Ⅲ章)。宋の諸家中、初めて天地を以て空間と為すは胡瑗である。胡瑗は唐の『周易正義』への反感、就中、其の虚無を尊ぶ所を駁するに於て天地論を撰す。為めに胡瑗は天地の空間にして且つ形而下の元素たることを論じ、以て『正義』の虚無に近しき天地を斥くるのである。而れども宋初に於て斯様なる天地即空間の論の示さるるは稀であった。然るに、之をして主流の学説に坐せしむるは北宋五子である(Ⅳ章)。此の五子は宋学の本流として独自の学説を呈すれば後世への影響深甚なりしことで知らるるが、しかのみならず、五子中天地論を伝えぬ周敦頤を除く四名が悉く天地即空間の論を唱うるに於て、同説を宋代天地論の主流と変ずる者でもあった。然りと雖も、斯説を掲げる四子、即ち邵雍、張載、及び二程子即ち程顥並びに程頤は、唯だ天地を以て空間と為すことのみ一致するの他は各々に独自の所説を述べて居る。即ち、天地とは何ぞやと問わるるに対し、邵雍は規模に於ては無限にして本質に於ては有限なる空間なりと答え、張載は空間を本質と為し且つ之に事物及び其の元素をも統合せる形而下者の全体なりと答え、二程子は寧ろ形而上の時空間にして規模や形状の類を決して具えぬ絶対無限の理なりと答うるのである。斯くなる四子の見解は天地論の伝統に新知見をもたらすと共に、空間に関する深慮をも促す者であった。而して、北宋に天地論を唱うる一派として五子とは別に蘇軾に代表せらるる蘇門が有った(Ⅴ章)。同門は略ぼ一貫する天地論を共有し、いづれもが天地を以て空間と為すが、其の所説の諸家に長ずるは、何よりも事物の所在たる空間の性質に関する緻密なる考究に於てである。乃ち蘇門の諸子は、惟だ天地のみを純一なる実体と為すも、其の一部を分析して認識するに由りて事物が成立ことを以て、常に事物は天地より離れ得ず其の内部に所在すると説くのである。殊に事物の生成を以て概念の成立と解する蘇轍の論は明晰であった。本稿の論ずる所は以上であるが、是に於て北宋の天地も亦た空間と為さるることは明瞭に証せられた。且つ本稿の述に拠れば、北宋の諸家の唐代以前に比しても天地の空間たることを疑わず、其の関心も空間の性質そのものの何如を問うに遷れることが察せらるるであろう。 | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
出版者 | ||||||||||
出版者 | 琉球大学国際地域創造学部地域文化科学プログラム | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
出版タイプ | ||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||||
ID登録 | ||||||||||
ID登録 | 10.24564/0002020364 | |||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||
収録物識別子 | ||||||||||
収録物識別子タイプ | EISSN | |||||||||
収録物識別子 | 2185‐8535 | |||||||||
収録物名 | ||||||||||
収録物名 | 地理歴史人類学論集 | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
書誌情報 |
号 13, p. 32-128, 発行日 2024-03-31 |